鼻猫亭

毎日のこととかぼんやり考えたことなど

こどもがふえた

 この夏、こどもが一人増えた。

 ぼくには既に2人こどもがいるので3人目のこどもになる。

 上のこどもらはいつの間にか大きくなってしまってるので、新しく生まれた子供と上の兄妹とは、けっこう歳が離れている。高校野球風に言えば「8年ぶり3回目の出産」だ。おめでとう自分。ありがとうみんな。

 さて、今まで2人ものこどもを赤子からこどもにまで育ててきたキャリアのある身としては、ここはひとつ、世の中に対して育児手慣れてるアピールを存分にしたいところである。

 おむつの交換ひとつに大騒ぎしているだろう若造どもに、ベテランの風格を見せつけてやりたいところである。そして、尊敬の眼差しを一身に受けたいところだ。

 そんなわけで、いちおう毎日、おむつの交換とかミルクやりとか寝かしつけとかやってるわけなんだけど、ぼくが寝かしつけようとしてもなかなかうまくいかないのに、小学生の娘が抱っこしてやるとすんなり寝たりして釈然としない。
 だいたい、ミルクの調合の方法とか、もうすっかり忘れてた。特に粉末ミルクに注ぐお湯の適正温度方面で戸惑う。おもわず熱湯をたっぷり入れてしまって、哺乳瓶の口から蒸気の圧力でミルクがぴゅーと発射したりなどしてしまう体たらく。

 まあ、でも、食事中に黄色いのがべったりついたおむつの交換をしても平気でご飯を食べられる程度にはベテランのつもりです。えっへん。