鼻猫亭

毎日のこととかぼんやり考えたことなど

サンタクロース制度の見直しについて

よい子にしてる子供には、クリスマスにサンタクロースが来て、プレゼントをくれることになってるけど、あれ、ちょっと見直した方がいいと思うのです。

 だって、12月や1月に生まれた子は、完全にクリスマスと誕生日がかぶってしまって、とても残念なことになるもの。クリスマスと誕生日が一本化されるか、そうでなくとも、クリスマスと誕生日を合わせて1.2倍くらいの扱いになってしまいます。
 冬休みのど真ん中に生まれた私が言うから間違いない。一応、誕生日とクリスマスを別々に祝ってもらうんだけど、何だか扱いが雑でした。そうそう、いつか小学生のころの私の誕生日のプレゼントがマンゴー1個だったことがあったっけ。真っ赤で大きなマンゴー1個。美味しかったけど。

 なので、サンタクロース制度を見なおすというのはどうでしょう。サンタクロースは、クリスマスではなくて、誕生日の6ヶ月後に来るってことにする。良い子にしてた子には、誕生日の半年後にサンタさんがやってきてプレゼントをくれんの。きっと、良い子判定の機会を小刻みに設定した方が、1年ごとに判定するよりも子供達の良い子モチベーションも高まるんじゃないかと思う。どうせ、サンタクロースとイエス・キリストの誕生日って、もともとあんまり関係ないんだし、たぶん。

 どうせなら、いっそのことプレゼントをくれる妖精も365日、毎日別々のキャラを設定すればいいと思う。
 12月25日生まれの子は「赤い服と白いお髭のおじいさん」がプレゼントをくれるみたいに、12月26日生まれの子は「真っ青な服に羽根の生えた三角帽子の女の子」がプレゼントをくれるし、12月27日生まれは、「ぴっちりした黄色の服を来た愉快な若者」、12月28日生まれは「緑色の肌に真っ赤な目を持つ6本足の昆虫みたいなやつ」、12月29日生まれの子は、「不定形の白く濁ったゼリー状の何か」が窓の隙間からうじゅるうじゅると入り込んで来てプレゼントを置いて帰ったりすんの。

 あ。私の誕生日を担当する妖精は、「露出度の高い服を着た若い女性」がいいなあ…。