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鼻猫亭

毎日のこととかぼんやり考えたことなど

クックパッドのレシピについて

 こないだ、豚の角煮を作ろうとしたんだけど、久しぶりに作るもんだから、手順にちょっと自信がなくて、レシピを検索しました。

 最近、レシピを検索すると、高確率でクックパッドに掲載されたレシピがヒットするんですが、クックパッドってのは、料理に特化した一種のSNSで、一般のユーザーが誰でも自由にレシピを投稿するようになってる。つまり、プロの料理研究家のレシピではない、ごく普通の人が作ったレシピが掲載されているわけ。

 さて、豚の角煮のレシピを検索すると、例によってクックパッドのレシピが出てきて、その中から適当に見繕って作り始めたのですが、そのレシピ、煮汁の3分の1の分量のみりんを入れた上で、砂糖をてんこもり投入することになってる。

 その時点で既に、これ、どう考えても甘すぎるんじゃないの?と思ってたんですが、出来上がったものを食べると、これが予想以上に甘い。お惣菜屋さんの角煮も十分甘すぎると感じる私ですが、その1.5倍くらい甘い。もう、豚の砂糖漬けかってくらい。

 こんなの俺の知ってる角煮じゃない、コレジャナイ!

 ・・・と、ふと、このコレジャナイ感に既視感が。

 そうだ、あれだ、「こどものころ、友達の家で友達のおかあさん作ってくれた料理」のコレジャナイ感だ。

 こどものころ、友達の家に遊びに行って、晩御飯食べて行きなさいって流れになって、御馳走になったカレーに全然スパイスが利いてなくてハヤシライスみたいだったときのコレジャナイ感。
 友達のお母さんが「うち、みんな辛いの苦手だから。」と言ってたけど、それにしても辛くないにも程があるわいって感じた時のコレジャナイ感。
 決して、うちのおかあさんには出せないそんなコレジャナイ感。

 ええと、きっとクックパッドに投稿している人には、相当割合の「どこかのおかあさん」が含まれてるはずだし、レシピにしたがって作ることで、「他人のおかあさんの料理」が再現できるということになりますね

 そして、このシステムを利用すると、ひとりでも、お友達の家にお呼ばれ体験を再現することができることになるわけです。さらに、色んな人のレシピから料理を作れば、なんとお一人様持ち寄りパーティを開催の実現が可能に。すごいぞクックパッド!


 まあ、やらないけど。