読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

鼻猫亭

毎日のこととかぼんやり考えたことなど

ハンバーガー屋のポテトはどのタイミングで食べれば良いのかについて

だらだら考える

 ハンバーガー屋さんでは普段単品で頼む派なんですが、こないだ何となく、「ポテトをいっぱい食べたいなー」なんて思って久々にセットを頼んだわけです。

 とりあえずは、ハンバーガーを食べ終えて、と。次に段取りよく、順序よく、ポテトに取り掛かったのですが、ハンバーガーを食べ終わった後にひたすら食べるポテトは殺伐として侘びしい。

 なにせ、食べるものがポテトしかない。ポテトをつまんで口に運び、つまんで口に運び、つまんで口に運ぶ。目の前には大量の脂にまみれた芋のかけらがあり、それを機械的につまんで口に運ぶのを繰り返す。食事というよりは単純作業。単純なエネルギーの補給。いわば身体に対する給油。脳裏にはなんだか「レギュラー満タンね。」などという言葉が横切り、ああ、なんで俺ここでポテトをつまんで口に運んでるんだろうという気持ちになります。

 そんなわけで、ハンバーガーを食べ切った後にポテトを食べるのは食事の順序として正しくない気がするんですが、では、いったい、ハンバーガー屋さんのポテトというのはどのタイミングで食べるのが正しいのか。


 ハンバーガーを食べた後ではなく、ハンバーガーを食べる前にまずポテトを片付けるというのはどうだろう。

 ポテトを平らげてから、ハンバーガーにとりかかる。つまりポテトを「前菜」と位置付ける発想。オードブルとしてのポテト。しかし、どっしりと油にまみれたポテトを前菜にするのは、いささか重い。

 とりあえず軽いものをお腹に入れてからー、と思ってたら「もう前菜でお腹いっぱい!」ってことになりかねない。なので、これも正しくない気がします。

 ということは、ハンバーガーを食べながらポテトを食べる、というのが合理的ではないかということになるわけですが、食べかけのハンバーガーはなんだか汚らしい。

 生々しいかじり跡がついたハンバーガーを、一旦ハンバーガーの包み紙の上に置き、ポテトを食べて、またハンバーガーを手にとって食べる。見た目の気持ちよさ、という視点からこれも正しくない気がする。

 あるいは、ハンバーガーを右手にホールドしたまま、ポテトを左手でつまむというのも考えられます。しかし、両手に一つづつ食べ物を持って交互に口にするというのは何だかガツガツし過ぎてる気もする。文明人としてはアリなんだろうか。

 と、つらつら考えてゆくと、きっとハンバーガー屋のポテトにおける、たった一つの正しい食べ方というのは、ハンバーガーに挟み込んでしまうというものではないかという結論に至りました。これだと手も汚れないし極めて合理的。

 というわけで、これからのハンバーガー屋は、「コーヒーには、ミルクと砂糖をつけますか?」みたいなノリで「ポテトはハンバーガーに挟みますか?」と聞くべきだと思うんですが、どうでしょう。

 何か間違ってる気もしないでもないけど、まあいいや。