鼻猫亭

毎日のこととかぼんやり考えたことなど

だらだら考える

おいしさの正体が分からない話

職場でピーナツを頂いた。知り合いから貰ったけど食べないから、ということだった。 なにやら立派な箱の中に、薄皮ごと炒られたピーナツが真空パックに詰められて入っていた。「ふーん。」と思った。 私はかれこれ10年くらい千葉に住んでいて、千葉の名産と…

コロッケそばを考える

コロッケそばとの付き合いには長年手を焼いてきた。立ち食いそばのメニューによくある、暖かい汁そばの上にコロッケが浮いてるやつだ。知らない人は天ぷらそばやキツネそばの、天ぷらや油揚げの代わりに、コロッケが浮いてる姿を想像してみて欲しい。もしか…

金太郎は何故中途半端か

金太郎という昔話があることは、誰もが知ってるんだろうけど、どんなストーリーだったかと聞かれると困る人は意外と多そうだ。 前掛けをした金太郎が熊と相撲を取るのは覚えてるんだけど…っていう人も少なくないように思う。 これが桃太郎や浦島太郎であれば…

寿司は回すに限る

先日、取引先に食事に誘われて寿司を御馳走になったんだけど、大変美味しい寿司で、幸せな気分になった。 いかにも正統派の江戸前寿司といった風情の小ぶりの寿司で、こはだはキリッと締まっていたし、ヒラメは昆布の風味がねっとりとして、マグロはほんの軽…

沙悟浄は河童で良かったんじゃないかというはなし

西遊記の沙悟浄は、日本では河童のイメージが強いんだけど、原作では河童ではないらしい。 本来の沙悟浄は「水の妖怪」であるものの、河童ではない。背中に甲羅を背負ってるわけじゃないし、口元がくちばしになってないし、頭にお皿が乗ってるわけでもない。…

食べもの漫画に癒される

仕事で忙しくなってきたり、気持ちに余裕がなくなってくると、つい、食べもの漫画を読んでしまう。それも、料理バトルや食べもの絡みの人情ものではなく、淡々と何かを食べている漫画が良い。 気持ちに余裕がなくなってくると、起伏の激しいストーリーを追っ…

スキマ野菜で栄養バランスを取る

外食をすると野菜不足になって栄養バランスが偏る、というのはよく言われてることで、経験則からいうと、まあだいたいそうなんだろうな、と思う。 確かに外食で積極的に野菜を取るのはけっこう難しい。特にファストフードなどは、最初から栄養バランスなどと…

もちもち食感のパンに関する一考察

コンビニのパンコーナーに行くと、「もちもち食感」を名乗るパンに遭遇するのですが、一言もの申し上げたい。 もちもちスキーの私としては、「もちもちパン」とその他普通のパンがあれば当然ながら「もちもち」を選ぶに決まってるのですが、その中で、「特に…

立食パーティについて

立食パーティってやつがありまして、ちょくちょく参加する機会があるのですが、ここで申し上げますと、立食パーティは人体構造を無視しているという致命的欠陥を内包していると声を大にして主張したい。 まず、立食パーティには必ずドリンクコーナーがありま…

忘年会について

世の中ではそろそろ忘年会シーズンの到来なわけですが、毎年思うのが、なぜ新年を迎えるにあたって今年という一年を忘れる必要があるのかということ。 今年という一年の間には、楽しいことも苦しいこともいっぱいあったはずだし、覚えておきたい出来事もきっ…

クックパッドのレシピについて

こないだ、豚の角煮を作ろうとしたんだけど、久しぶりに作るもんだから、手順にちょっと自信がなくて、レシピを検索しました。 最近、レシピを検索すると、高確率でクックパッドに掲載されたレシピがヒットするんですが、クックパッドってのは、料理に特化し…

ハンバーガー屋のポテトはどのタイミングで食べれば良いのかについて

ハンバーガー屋さんでは普段単品で頼む派なんですが、こないだ何となく、「ポテトをいっぱい食べたいなー」なんて思って久々にセットを頼んだわけです。 とりあえずは、ハンバーガーを食べ終えて、と。次に段取りよく、順序よく、ポテトに取り掛かったのです…

万葉集の思い出について

Twitterでふとした拍子に万葉集の話が出て、高校で万葉集を習ったのを思い出したので、今日は、万葉集について蘊蓄たれつつ、ダラダラと書いてみます。底の浅っさーい蘊蓄だけどキニシナイ! 僕の通っていた高校は、どうも趣味に走った授業をする先生が多か…

ひなまつりの替え歌について

私が小学生の頃、童謡「たのしいひなまつり」の替え歌で、こんなのが流行りました。 灯りをつけましょ 爆弾に お花をあげましょ 毒の花 五人囃子に 殺されて 今日は悲しい お葬式 ・・・なんかもう、ブラックですみません。 今日はひなまつりだってことで、…

立ち食い蕎麦について

立ち食い蕎麦というのは、蕎麦とは異なる独立したジャンルの食べ物だと思ってます。 ちなみに、最近は姫路駅の麺のつなぎにかんすいを使った「えきそば」が、いつの間にかB級グルメ界に侮りがたい勢力として存在感を増しつつあり、来年のB−1グランプリで…

蟹フォークについて

蟹にはあまり執着がありません。 全国の蟹ファンの皆さんには申し訳ないのですが、旅先の旅館なんかでズワイガニが一匹丸ごと食卓に乗ってたりすると、「ウヒョー」と思うよりも、どちらかというと「まいったなあ・・・」と思ってしまうタイプです。だって、…

コンビニの冷やし中華について考える

この間、コンビニで残業飯を調達していてふと気付いたのですが、コンビニのおにぎりが、冷蔵庫に保存されているのにしっとりしているのって、驚異的なことだと思うのです。 冷蔵庫の中に入れておいた冷やご飯って、レンジで温めないとカピカピごわごわなのに…